AUTOLABポテンショ/ガルバノスタット+FRA32Mの組み合わせで、電気化学インピーダンス測定周波数範囲は10μHz〜1MHzです。
ECI10Mを追加すれば、AUTOLAB電気化学インピーダンス測定の最大周波数は、10 MHzまでに拡張されます。
ECI10MはECIモジュールとECI外部インターフェースで構成されます。ECIモジュールはポテンショ/ガルバノスタットに取り付けられ、FRA32Mモジュールと結合されます。上図のように、電極ケーブルの影響を最小限にするために、ECI外部インターフェースは電気化学セルに近接して配置されます。この外部インターフェースのサイズは小さいで、グローブボックスまたはファラデーケージの中での測定することができます。
ECI10MはNOVAソフトウェアで提供される自動振幅補正アルゴリズム(Automatic Amplitude Correction
algorithm (AAC))を使用します。即ち、すべての印加振幅とレスポン振幅をチェックし、必要な振幅を確認します。測定中に直線性および安定性を尊重しつつ、解像度を最大にすることができます。
ECI10Mに対応する機種はPGSTAT302N/FRA32MとPGSTAT128N/FRA32です。